巡礼路最後の難所セブレイロ峠の小さな村”オ・セブレイロ”に到着

巡礼者の宿泊所(アルベルケ)やレストランに改造された古い家が並ぶ可愛い村でした。



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この辺りは紀元前3世紀にローマ帝国がイベリア半島に侵入する以前、
ケルト人の居住地だったそうです。
紀元前にこんな山間部にケルト人が住んでたとはびっくり!

ケルトは元々イギリス(ブリテン)の民族ですが、
結構広範囲にいたんですね。


お土産屋さんにはケルト文様のグッズも売られていました。

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↓Palloza
と言う鉄器時代の不思議な形の住居 
屋根は葺き直してありましたが、こんな大昔の建物が残ってるのがすごい!


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遠くの景色を見ると、この場所の標高が如何に高いかが判ります。


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アルベルケは巡礼者のための簡易宿泊所
無料の場所もあるそうですが、大抵は老若男女問わず大部屋に雑魚寝状態

日本人女性のサンティアゴ巡礼記によると、寝床の虫やイビキに悩まされたそうです。
正体不明の虫に悩まされ、脚のマメをいたわりながらの過酷な旅なのに、
その達成感からか、筆者はまた巡礼に出たいと締めくくっていました。

『カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅 』
(幻冬舎文庫)
森知子著

この本を読み終えて、私も一瞬巡礼をしてみたいと思ってしまいました。
思っただけですけど…(-_-;)
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長い巡礼の間、洗濯も大変でしょうね…

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↓村の教会 ”サンタ・マリア・ラ・レアル教会”
9世紀前半の建物です。

昔は冬の夜、巡礼者が道に迷わないように一晩中鐘を鳴らし続けたそうです。
1000年以上も昔から続くサンティアゴ巡礼
大昔の巡礼はどんなにか過酷だったことでしょう…

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この教会の前でたくさんの巡礼者もひと休み。
ここにも犬連れ巡礼者がいますね。
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巡礼者たちは道中たくさんの仲間ができるみたいです。
お互い励まし合って旅を続けてるのかな…

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このお土産屋さんも相当古そうな建物
教会が1000年以上前だから、これも1000年は経っていそうです。


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皆さんお土産物色中

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お土産の定番は巡礼のシンボル”ホタテ貝”と杖

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さっきのワンちゃんだ♪
右の像は昔の巡礼者の姿です。

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ランチを頂いたレストラン

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ランチを済ませて出発かな?
Buen Camino!(よい巡礼を!)

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前日テロがあったことを知り、びっくりしました。
日本の皆さんに心配をかけてしまいましたが、
私たちのいた場所はバルセロナからは離れていたので無事に旅は続きました。

日本と違って写真がリアル!


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# by bonzok | 2017-12-03 22:45 | ルルドからサンティアゴへ2大聖地を訪ねて | Comments(0)

アストルガでガウディ建築を堪能した後、
巡礼路最後の難所と言われる”セブレイロ峠”

峠に向かう途中の道を私たちもちょっぴり巡礼…と言うよりウォーキング(^^;

何人もの巡礼者が私たちを追い越して行きました。
足の長さの差?


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巡礼の標識にはもれなく小石が積んでありました。

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何故かスニーカーまで…

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周りの風景が全然変わらないから飽きてきちゃった…
900kmも黙々と歩く巡礼者を尊敬。

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イラゴ峠に建つのは巡礼の安全を祈願する”鉄の十字架”

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十字架を支える丘は巡礼者が積み上げた石です。
鉄の十字架って聞いたから全身鉄かと思ったら支柱は木製でした。


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巡礼者が故郷から持ってきた小石にメッセージを書き
旅の安全祈願してここに積み上げていくそうです。

私も日本から石を持ってくればよかった♪
”巡礼してないし…”ってツッコまれるね(-_-;)


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それにしてもいろんなものがぶら下がってますね~

旅を支えてくれた物たちでしょうか。

BONZOは置いてかないからダイジョブよ!

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旅の安全を祈る巡礼者の横で無駄にはしゃいでスミマセン…😓

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巡礼ごっこウォーキングの後、

先回りしてしていたバスに乗り込んで最後の難所と言われるセブレイロ峠


セブレイロは標高1320m

景色は綺麗だけど、こんな高いところまで登らなくちゃいけないんだから、
難所と言われるのが分かります。

バスだとアッと言う間でした、スミマセン…


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峠にある小さな村で巡礼者たちに混じってランチを頂きました。


巡礼者が泊まるホテル(アルベルケ)の一階がレストランでした。
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レストランの中は満員!
いろんな言語が飛び交っていましたよ。
世界中から巡礼者が来るんですね。
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大皿料理をみんなでシェア♪
旅行社(JAL)の計らいでワインも飲み放題だったけど、
昼間っからそんなに飲めないし食べられないし… (ーー;)

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つづく


# by bonzok | 2017-12-01 21:12 | ルルドからサンティアゴへ2大聖地を訪ねて | Comments(0)

7日目、
北スペインの旅もあと2泊を残すだけとなりました。
この日はレオンからアストルガ、
そして最後の滞在地サンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かいました

レオンを出発して西へ55km、巡礼路の街アストルガ

アストルガは古代ローマ時代から続く北スペインの要所で
中世にはサンティアゴ巡礼路として栄えました

ここで最も有名な建物が
アント二・ガウディ作の司教館

アストルガガウディ
バルセロナアで見るような奇抜な建物ではなく
シンデレラ城みたいな姿でした。


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北スペインに来て2つ目のガウディ
カタルーニャ以外で見られる希少なガウディ建築です。
石の外壁がレオンで見たもう一つの建物カサ・ボティネスと似ていました
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アストルガの旧市街にはローマ時代の城壁が今も残っています。
後ろに見えるのが司教館

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1887年、カタルーニャのグラウ司教に依頼され建設が始まりましたが、おとぎ話のお城のような造りに教会側と意見が対立した結果、
ガウディは途中で建設から手を引くことになり、別の人が後を引き継いだそうです
3階部分はまだ未完のまま。
現在は巡礼資料館になっています。


中に入ってまず目に入ったのが巡礼者らしき像
この像の説明は無く、スペイン語で”NO TOCAR(触るな)”と書いてあっただけだったので、
何の像かは不明。
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多くの巡礼者が立ち寄る街アストルガで最も有名な観光名所のはずですが、
ここでは観光客はあまりみかけませんでした。

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天井や壁のシンプルなタイル模様が印象的
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シンプルなヴォールト天井とステンドグラス
サグラダファミリアの天井より、私はこちらの方が好きです。
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外から見た時は分からなかったけど、
すべての部屋にステングラスがありました。
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司教の執務室か応接室のような部屋
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ここは食堂かしら

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ここだけは鮮やかな色彩の祭壇

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両方の壁に対に飾られたタペストリーが見事でした


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現在は資料館になっているので、
巡礼路に相応しい祭壇画や像などが各部屋に置かれていました。




素朴な聖母子とキリスト像

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象牙や象嵌細工など素朴な造りでしたが、どれもとても魅力的。

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☟ここにも大天使ミカエル様がいらっしゃいました
スペイン語ではミゲル

ちなみに…
フランス語でミシェル
ドイツ語で
ミヒャエル
イタリア語でミケーレ
英語で
マイケル

日本ではミカエルって聞くことが多いけど、これはギリシャ語起源の様です。
私はミカエルって言う言い方が好き(-_-;)

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ガウディの司教館のお向かいにあるのが
アストルガ大聖堂

残念ながらこの中には入れませんでした。

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こちらは司教館よりずっと古く
15世紀末から18世紀に渡って造られた聖堂です。
建設期間が200年以上も要しているのでゴシック、ルネサンス、バロックが混在した建物の様です。

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正面から見るアストルガ大聖堂

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出典Astorga Cathedral



アストルガの街でもたくさんの巡礼者を見ました。
巡礼最後の地サンティアゴまであと一息!
Buen Camino!(よい巡礼を!)


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アストルガ土産
の定番がこれ
Mantecadasと言うカステラのようなパンのようなお菓子

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”カステラのルーツがアストルガ

…だそうですよ。

日本のカステラのルーツは諸説ありますが、
南蛮人が食べているお菓子を見て、「それなぁに?」って尋ねたら
「カスティーリャのお菓子」と答えたことから
カステラ」になったとさ…と言う説が有力です。

そのカスティーリャのお菓子のルーツがアストルガだそうですが、
元々はローマ人が食べていた卵菓子を真似たとか…
元祖を辿るとキリがありません。

ガイドさんが一袋買って私たちにお味見をさせて下さったけど、
お土産に買った方はいませんでした。
だって、美味しくないんですもの… (ーー;)



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アストルガ大聖堂(右)とガウディ司教館(左)に別れを告げ、
巡礼最大の難所と言われるセブレイロ峠
私たちはバスでスイ~ッと行きますけどね…(-_-;)


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# by bonzok | 2017-11-28 22:17 | ルルドからサンティアゴへ2大聖地を訪ねて | Comments(0)

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