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FK’s Blog

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2009年 09月 06日

ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回

今朝は体温もほほ平熱に下がり、体調もすっかりよくなりました。
急に食欲が出てきてしまったので、回復した証拠ですね(;-.-)
でも、明日まで外出禁止なので、今日、明日はじっとしてます・・・


そんな訳で、旅行記を再開します。
ウィーン旅行記からまたまたボルネオ旅行記の続きに。
目まぐるしく変わってしまって、ごめんあそばせ♪


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ボルネオってどこの国かご存知ですか?

私はマレーシアだと思っていたのですが、
マレーシア、インドネシア、ブルネイの3カ国にまたがる島なんですね。

島と言っても、日本の2倍近くもの広さがあるそうですから、
私が見てきたのは、ボルネオのほんの一部って事ですね。

今回行ったコタキナバルは、マレーシア領のサバ州にある街で、
日本からも直行便が出ているほどの観光地になっています。



南洋の島々は皆、戦争の傷跡を残していますが、
ここボルネオも、多くの日本軍が戦死した悲しい過去のある島です。

第2次世界大戦末期、
日本軍に占領されていたコタキナバル
連合軍の激しい空爆にあい、街の歴史的建物はすべて破壊されてしまったそうです。
実際、コタキナバルには見るべき建物は何もありませんでした。

コタキナバルの近くに位置するサンダカン
山崎朋子の『サンダカン八番娼館』の舞台となった所です。
からゆきさんと言われる日本人娼婦たちの実話で、
明治・大正時代、貧しさ故に南方に売られた10歳にも満たない少女達の悲惨な物語ですが、
こんな不条理なことが許されていたのか!と憤りを覚えるような内容でした。
サンダカンには、現地で亡くなったからゆきさんのお墓が
日本に背を向けて建てられているそうです。


サンダカンはまた、オランウータンの生息地として有名ですが、
今回は残念ながら訪れる事はできませんでした。

どこへ行っても売られていたオランウータンのぬいぐるみ、
あまり可愛くない・・・ていうか似てないゾ!
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_16114332.jpg



滞在中、ガラマ川と言うマングローブに覆われた川をボートで渡って
野生のテングザルを見るツアーに参加しました。

ここから、小さなボートに乗って出発します。
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_16251371.jpg


一緒に乗ったイギリス人の親子(お父さんは私の隣に座ってたので、写ってないです)
クルーズ中、何度も双眼鏡を貸してくれたり、親切な子ども達でした。
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_16253136.jpg


テングザルはいっぱいいたのですが、
どうも上手く撮れなくてピンボケばかり
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_1675415.jpg



ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_1642167.jpgテングザルは
ボルネオ島にだけ生息する固有種だそうです。
毎日、私たちみたいな観光客が大勢押しかけて、
お猿さんたちも迷惑でしょうね・・・


ボルネオで見た動物たち 
オオトカゲ、テングザル、いのしし、全部、野生ですよ
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_165303.jpg


サピ島と言う島で見たオオトカゲは迫力ありました!

ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_1633879.jpg


サピ島への船は、小さいけど超高速ボートで、
どこかにつかまっていないと海に放り出されそうになって、楽しかった~!
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_11325892.jpg


サピ島では、シュノーケリングで綺麗な熱帯魚たちをたくさん見ることができました!
“ファインディング・ニモ”のカクレクマノミもいっぱいいましたよ♪
魚たちは全然逃げたりしない、というか、
こっちに寄ってきて突っつくほどなんですよ。
防水カメラだったら写真を撮れたのに・・・すごく残念

シュノーケリングを延々としてたので、
気がつけば、背中が真っ赤に日焼けして、
家に帰ってから一皮むけてしまいました(;-.-)

サピ島にて。 ひとり海を眺めるボンゾ・・・
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_11405458.jpg



ほとんど海の中にいたので、
サピ島での写真が全然ありません・・・
あっても水着だし^^;


ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_1622715.jpg


ここはホテルのプライベートビーチ
ず~っとパラソルの下で寝っころがってるだけなので、
暇つぶしに、ボンゾと遊んでました。
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_161892.jpg


4泊5日ってやっぱり短いですね。
でもこれ以上いても、毎日ぼ~っとするだけなので、
このくらいが丁度いいかしら?


これから空港へ向かいます。
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_1158423.jpg



空港のお土産屋さんで、テングザルと記念写真
それにしても、どれも可愛くないぬいぐるみばかりですよね~
ボルネオ・コタキナバル  その2 で 最終回_a0092659_1612464.jpg


搭乗ゲートで、もうまもなく搭乗時間って時に、
成田が台風通過中のため、出発が2時間遅れると言うアナウンス。
一人16リンギット(約500円)のミールクーポンをもらったけど、
空港のマッサージ屋でフットマッサージしてもらってたら
時間がなくなって、食べる暇なし・・・

結局、成田到着は3時間遅れでしたけど、
無事に帰って来られたので、良しとしましょう♪

ボルネオ旅行記はこれでお終い!
旅行と言えるほど動き回っていないので、
中身のない旅行記で終わってしまいました~┐(´~`;)┌





# by bonzok | 2009-09-06 11:12 | コタキナバル2009 | Comments(2)
2009年 09月 04日

新型インフルエンザ

BBSの方でもお知らせしましたが、

私も新型(A型)インフルエンザに感染してしまいました。

昨日、病院の検査でわかったのですが、発症は一昨日かもしれません。

一昨日、水曜日のレッスンにいらしていた生徒さんに感染していないか、とても心配です。

昨日、今日のレッスンはお休みにさせて頂きまして、

生徒さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。<(_ _*)>


まだ咳がひどく、熱も38度からなかなか下がりません。

ずっと寝たきりではないのですが、熱のせいかまだ身体がふらつきます。

5日間(月曜日まで)は自宅療養しなくてはいけないので、

しばらく引きこもりの生活をします。

皆さんも、熱や咳など少しでも何か症状があれば、なるべく早く病院に行ってくださいね。

# by bonzok | 2009-09-04 13:23 | Diary | Comments(6)
2009年 09月 03日

ベルヴェデーレ宮殿

ボルネオ旅行記からまたウィーンに戻りました・・・(-_-; )


ベルヴェデーレ宮殿
17世紀、トルコ軍からウィーンを開放したオイゲン公と言う貴族が建て、
後にマリアテレジアが買い取った離宮だそうです。
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_23462466.jpg


ベルヴェデーレまでは、
オペラ(ホテルのある駅)から路面電車でほんの15分ほど。
もっと郊外にあるのかと思ってたら、意外と近かったです。
今日も一人で行動するので、電車を間違わないよう慎重に乗りました。

今日も青空がきれい!
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_17162470.jpg


毎日お天気がいいのは嬉しいけど、
日焼け止めの効果もなく、だいぶ焼けたみたい・・・(ーー;)

宮殿見物の度に、日陰もないこんなに広~い所を歩いてるんですものね。
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_17433185.jpg


庭園内に、スフィンクス像があちこちにあるのですが、
気のせいか、どれもオッパイの部分だけ黒ずんでるの。
触りたくなる気持ち、わからなくもない・・・(;-.-)
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_19164777.jpg


ここは入り口のチケット売り場。
柱から天井にかけての彫刻がすごいですね。
宮殿内は撮影禁止でしたが、ここまで撮影OKでした。 
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_1748411.jpg



ベルヴェデーレ宮殿は上宮と下宮があって、
上宮はオーストリア絵画の美術館になっています。
グスタフ・クリムトのコレクションがここの目玉。

ここにクリムトの代表作「接吻」が展示してあります。
私は初めて見ましたが、実物は意外と大きいんですね。
人物が実物大ぐらいな感じ。
実際の作品は正方形です。
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_1754974.jpg


「接吻」の前だけはさすがに人だかりがしてましたが、
他のクリムト作品の前は誰もいない・・・て言うか、
館内は意外とガラガラ。


「ユーディット」
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_18382050.jpg

この作品もクリムトらしい作品です。

エルサレムに住む美しい未亡人ユーディットが、攻め入ってきたアッシリア軍の将軍ホロフェルネスの首を切り落とす、という逸話を題材にしています。


右下の生首が見えますか?

陶酔したようなユーディットの表情が印象的です。

この作品もここにあったんですね。


ユーディットをモチーフにした作品は、ボッティチェリなど、多くの画家によって描かれています。


参考までに、これが美術史美術館にあったルーカス・クラナッハユーディット
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_23533935.jpg


ここにはクリムトの他、エゴン・シーレなど
世紀末作家の作品が多数展示してあります。

上宮と反対側に下宮があり、
ここも膨大な数のバロック絵画が展示してありました。

バロック絵画館の方はあまりに数が多いので、
最後の方はバテバテ・・・(-_-; )

こちらが下宮
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_17402940.jpg


ここは下宮のミュージアムショップ
壁と天井の装飾が美しい!
ここは許可を得てから撮影しました。
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_013476.jpg


クリムトの本もたくさん種類があって、
“立ち読み”だけで相当長居をしてしまいました。
ベルヴェデーレ宮殿_a0092659_12462067.jpg


# by bonzok | 2009-09-03 00:09 | ドイツ・オーストリー 2009 | Comments(2)