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2018年 05月 16日 ( 1 )


2018年 05月 16日

悲惨な真実を伝えるヘクター・ピーターソン博物館

ヨハネスブルグでの観光は何となく気が重い印象でした。

中でもヘクター・ピーターソン博物館では
私の想像を遥かに超える悲惨な事実を目の当たりにして胸が痛みました。

1976年に起こった大規模な反アパルトヘイト暴動(ソウェト蜂起)で最初の犠牲者となったのは13歳の少年、その少年の名前を冠した博物館がヘクター・ピーターソン博物館です。



内部は撮影禁止だったので外観の写真だけです。

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↓ヘクター少年の遺体が運ばれた場所に置かれた記念碑
後ろに見えるのが遺体が運ばれる有名な写真です。

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横で泣き叫んでいるのはヘクター少年のお姉さんです。

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アカデミー賞を受賞した「遠い夜明け」で知られた反アパルトヘイト活動家のスティーヴ・ビコの記録も詳しく展示されていて、今更ながら人種差別の不条理さに腹立たしい思いでした。
デンゼル・ワシントンビコを演じていたこの作品は見ているのがとても辛い映画でした。

映画が公開された時、白人右翼によって劇場がいくつも爆破されたそうです。
まだそんな差別意識を持ってる白人がいることが悲しい…

↓博物館の広場から街を眺めると二つの巨大な塔が見えました。
これは使われなくなった発電所の冷却塔で、今はバンジージャンプができるアトラクションになっているそうです。

悲惨なソウェト蜂起があった通りも今は何事も無かったかのように穏やかな風景でした。


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現地の日本人ガイドさんに「危険な目にあった事ありますか?」って何気なく聞いたら、急にムッとして
『危険はどの国にもありますよ。少なくともヨハネスブルグには”サリン”を撒くようなクレイジーな奴はいない』と言われてしまいました。

思わず『変な質問してごめんなさい!』って謝ったけど、
「世界一危険な街」ってちゃんとガイドブックにも書いてあったもんね!

このガイドさん、奥様も南アフリカ人なんですって。
ヨハネスブルグをすごく愛してるんだなぁ…







by bonzok | 2018-05-16 23:46 | 南部アフリカ10日間 2018 | Comments(2)