オデッサの中心部は狭い範囲に集約され
見どころやホテル、レストランなどすべて徒歩で回ることができました。
プーシキン通りを進むと見えて来たのが
オデッサ考古学博物館1825年に創立された由緒ある博物館です。
正面前庭に建つのはラオコーン像…のレプリカ
考古学博物館を進むとこの広場に出てきました。
ウクライナ国旗がたなびく白い建物はオデッサ市庁舎
市庁舎の前に建つこの像はまたまた
プーシキン体制批判で度々ロシア当局から迫害されながらも屈しなかった
プーシキンは今も絶大な支持を維持しているようです
市庁舎前の巨大なマロニエの樹はこの広場のシンボルツリー
市庁舎の前に続く並木道は
「海沿いの道」と言う意味のプリモールスキー並木通り
右手に黒海を眺めながら並木を歩きました。
心地よい木陰が続くこの並木道は市民の憩いの場所ですね
並木道の途中に古代ギリシャ時代の遺跡が発掘途中のまま保存されています。
水道工事中に発見されたそうです。
この白い鳩は観光客目当ての大道芸人のもの
芸と言っても私たちの肩に乗せて写真を撮らせお金を要求するだけ。
余りにしつこいのでツア友の女性が怒ったら喧嘩みたいになっちゃいました (ーー;)
長い並木道を進んで
オデッサで最も有名な観光スポットへ
地味なビジュアルですがここがオデッサで最も有名な場所
ポチョムキンの階段
階段の先に見えるのは黒海
下から撮った写真でやっと階段だと分かりますね
1809年に木製で造られた階段を1837~41年に石段に造り変えられました
この階段を有名にしたのは1925年制作の無声映画”戦艦ポチョムキン”
1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱事件を映画化した共産主義的プロパガンダ作品です。
銃撃された母親の手から離れ階段を落ちて行く乳母車のシーンは映画史に残る6分間と評され、またこの場所が”映画史上最も有名なロケ地”と言われています。
ケビン・コスナー主演の『アンタッチャブル』でこの乳母車のシーンがオマージュのように使われていました。
ポチョムキンの階段の上の広場にはオデッサの初代知事リシュリュー公爵の銅像が建っています。
オデッサを劇的に発展させ街の礎を築いた人です。
一見古代ローマのシーザー風ですがフランスの貴族だそうです。
可愛い船型のお土産屋さん♪
オデッサ見物はつづく