11月3日4日と1泊で錦秋の木曽路を旅して来ました。
ローマ古代遺跡のシチリアから一気に日本の江戸時代へタイムスリップ!
☟馬籠から妻籠へ向かう途中の名前も知らない場所、絵になる景色でした。
祭日の連休と言う事で渋滞を恐れて朝5時半に家を出発!
幸い渋滞には巻き込まれなかったけれど、やはり木曽は遠かった…
最初の目的地”馬籠宿”へは4時間近くかかりました。
馬籠宿は中山道の中でも急な坂の多い宿場です。
遠くに見えるのは恵那山
馬籠は結構急な坂道ばかりでしたから、昔は峠を越えるのが大変だったでしょう。
渓斎英泉「木曽街道六十九次・馬籠」
馬籠峠から眺めた恵那山
雲の隙間から射す日の光が神秘的でした。
撮影用?の駕籠屋さん 実際には担げないそうです。
地元の大学生のボランティアだそうですよ。
何だか時代設定間違ってるような…どう見ても平安時代(-_-;)
スーツケースをゴロゴロ引いてる外国人観光客も見かけました。
宿場の民宿に泊まって古き良き日本を楽しんで下さったでしょうか。
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道が急なカーブになっているのは”桝形”と言って、敵が攻め込みにくくするために鉤型に二度曲げてあるそうです。
桝形の古い坂道にある水車は観光客の撮影スポットになっていました。
私も記念に♪
夫が撮ってくれる写真はいい感じにボケてます…
馬籠の建物は明治と大正の火災によってほとんどが消失したため現在は修復後の姿です。
柿を干した風景も絵になります。
外国人観光客は”これいったい何だろう?”って思ってたでしょうね。
こちらは唐辛子
朝早かったので食べ物屋さんはまだ準備中
木曽は歴史ある林業地域、
木へんの漢字がずらりと並んだ暖簾が面白い♪
素朴な手作りカゴや笠と一緒にちゃっかり普通の帽子も並んでました(~_~;)
再現した昔の郵便局
奥にあるのが本物の郵便局でした。
休憩所のガラス越しに何やら白い物体が…
中に入って確かめると真っ白な猫ちゃんでした。
あまりにもじっとしてるから置物かと思った~(~_~;)
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馬籠は
島崎藤村の故郷。
生家のあった場所は原稿や遺愛品などを所蔵する文学館になっています。
木曽路にいる間ほとんど山の中にいた感じだったので
本当に「木曽路はすべて山の中」と言う藤村の言葉通り!
馬籠脇本陣”本陣”とは江戸時代 大名や幕府役人などの宿泊所として指定された家で
”脇本陣”は本陣の予備的施設。
まだ朝のうちなので観光客もまばらでしたが…
帰る頃にはこんな感じ
駐車場に大型バスが4台も止まっていたので観光客がどっと増えたようです。
この道(中山道)を2時間程歩くと次の宿場”
妻籠宿”に辿り着きます。
私たちは車で妻籠に向かいました。