カサーレのモザイク画は今回のシチリアで最も感動した場所のひとつでした。
ただあまりにも数が多いので後はざっくりとご紹介します。
半円形のアトリウム(吹き抜けの空間)
キューピッドが釣りをしている可愛い図柄でした。
キューピットたちの魚釣りの間
この部屋もキューピッドが魚釣りしてる絵です。
ローマ時代、魚は庶民には贅沢な食べ物だったそうですが
シチリア島ではたくさん魚が採れたでしょうね。

☟小狩猟の間
食堂の床に描かれた豪華なモザイク
この館はローマ皇帝マクシミアヌス帝の狩猟のための別荘とも言われているので狩猟の絵だらけでした。
バジリカバジリカは裁判や商取引のために造られた場所です。

内部のモザイクは綺麗に残っていましたが、バジリカ以外の建物はほとんど何もありません。
4世紀に起こった地震のため崩れてしまったそうです。
前述したように、モザイクは大規模な地滑りで土に埋もれてしまっていたので綺麗な姿を留めることができたんですって。よかった~♪


ここはポツンと柱が残っているだけ。
どんな建物だったんでしょう…

☟わずかに原型を留めている浴場のボイラー室
ここには温水浴室・サウナ・マッサージ室・冷水浴室に運動場まであったんですよ。
日帰り温泉みたい。個人の別荘と思えませんね。

☟無造作に置かれていましたが、出土した壺でしょうか。
ここは発掘が続いているので、この下にまだまだお宝が眠っているかもしれません。

この大きな石の塊りがインパクトありました!

お土産屋さんの並んでたモザイク柄のマグネット

以前ならいっぱい買ってたけど、増えすぎちゃったので今は見るだけ。。。(~_~;)

ここにもあった3本脚のシチリアマーク
安定のキモさ (ーー;)

ドアノブみたいなのはレモンにさして汁を出す便利小物

サボテンは食用として結構売られていました。

私たちが行った時はほとんど観光客もいなくて
お店の人がヒマそうにしてました。

この日のランチはカサーレの別荘から車で10分くらいのレストランで。
お店の名前は”La Ruota”
Ruotaはイタリア語で”車輪”って言う意味でした。

入り口に例の悲恋物語の男女の顔の置物がありました。
お守り的な意味があるのかな…

ちゃんと車輪が置いてありましたよ。

定番の前菜には必ず茄子が入っていました。
どこに行っても盛り付けが雑なんですよね…

ピアッツア・アルメリーナの街はパスして、次は
カルタジローネへ♪