アグリジェントから車で1時間、到着したのは
ピアッツア・アルメリーナここに古代ローマ時代に造られた素晴らしいモザイクの館があります。
小高い丘が続く長閑な景色を眺めながら車は進みました。
世界遺産マークが見えて来ました。目的地はもうすぐ♪
遠く丘の上に見える街が
ピアッツア・アルメリーナです。
ピアッツア・アルメリーナの街はずれに建つカサーレの別荘はローマ時代紀元3~4世紀に建てらた壮大な建物です。
63部屋もあるこの巨大な別荘の床はすべてモザイク画が敷き詰められ、今も驚く程綺麗に残されていました。
☟当時の姿を再現した図
床だけで3500㎡…と言ってもピンときませんよね。
とにかく広かった!
内部は回廊を囲んで四方八方に部屋が続いていました。
回廊の床は動物の顔が描かれていました。
1700年も経ってると思えないほど綺麗!
これから先はほぼ床の写真です(~_~;)
回廊の内側にある玄関の床
燭台を持って客を迎える主人が描かれています。
浴場の更衣室
分かりにくいけど床のモザイクを上から撮ってます。
奥様が子供(左右)と侍従(両端)を伴って浴室に向かうところ
ここは運動場だそうです。
こんな所までモザイク画を埋め込んだんですね。
ここだけ屋根が無く白いシートが被っていました。
回廊に囲まれた中庭
使用人の部屋はモザイクが幾何学模様になっています。
ご主人様の部屋のモザイクは動物か人物、と差別化されています。
使用人の部屋までモザイク画を施してあるのが凄いですよね。
部屋それぞれが全部違う模様でした。
どのデザインも全部素敵!
全部アップしたらきりが無いのでこの辺で…
幾何学模様と人物を組み合わせたモザイク
保存状態の良さとデザインの高度さに驚かされます。
この部屋は「愛の寝室」と呼ばれる夫婦の寝室です。
真ん中の絵が何ともセクシー(-_-;)
これらのモザイクは上から見下ろせるように廊下が造られていました。
赤ちゃん、かわいい♪
間違ってシャッターを押してしまった変な写真 (ーー;)
一階はこんな感じでボードの上を歩いてました。
外のモザイクは自由に歩けましたけど、
踏みつけちゃって大丈夫なのかしら…って心配になります
モザイク画はまだまだ続く…