”ダ・ヴィンチの間”
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作2点が置かれている部屋
かつてニコライ1世の書斎だったそうですが、
こんなに広くで華やかな部屋、書斎とは思えない…
これでもか!って言うくらい装飾で埋め尽くされたドア
ドアもすごいけど、飾り(クラウン)もすごい!
モザイク画が埋め込まれた白い暖炉が部屋の両端に置かれていました。
肝心のダ・ヴィンチの作品は2点共とても小さな絵でした。
☟”ブノワの聖母”
画家”レオン・ブノワ”からロシア皇帝ニコライ2世が購入したことから
『ブノワの聖母』と呼ばれているそうです。
タイトルの付け方がイージーな感じ…
少女のような幼い顔の聖母でした。額もすごいですね!
(顔の白い点々はガラスが反射してしまいました)
世界に現存する絵画が14点しかないダ・ヴィンチ作品のうちの2個がある貴重な場所なのに、
☟ こんなにさりげなく置いてあっていいの?って感じです(・・;)
もう一点は『リッタの聖母』
19世紀にミラノ貴族のリッタ家が所有していたことから
『リッタの聖母』と名付けられていますが、
2点共所有者の名前がそのままタイトルになっちゃうんですね。
この2点については弟子が描いたと言う研究者もいて真贋が問われる作品だそうですが、
この慈愛に満ちた聖母マリアの表情はダ・ヴィンチの絵であってほしいです。
絵が小さくてよく見えないので、☟拡大画像(Wikipediaより)をどうぞ♪
幼子イエス、おっぱいを飲んでますね。
左手に持ってるのはゴールドフィンチと言う鳥で、聖母子像によく出てきます。
ダ・ヴィンチの間に飾られていたタピストリー
ダ・ヴィンチ様には悪いけど、私はこっちのタピストリーの方をじっくり見てしまいました。