コート・ダジュールの鷲の巣村”エズ”を後に、次に向かったのはVense(ヴァンス)と言う小さな村。
この村はずれにあるアンリ・マティスが手掛けたロザリオ礼拝堂を訪れました。
まるで普通の民家のような小さな礼拝堂は、通り過ぎてしまいそうなくらいひっそりと佇んでいました。
マティス晩年の傑作と言われるこの礼拝堂は拍子抜けするほど素朴な建物でした。 絵が描かれているところが入口
白い壁に黒い線だけで描かれた「聖ドミニクス」像、 究極のシンプルで表現されたマティスの作品です。
(内部は撮影禁止だったので、画像はこちらからお借りしました)
青、黄、緑の3色だけで描かれたシンプルなステンドグラスもマティスらしい色使いです。
自由すぎるくらいプリミティヴな聖母子像 ふとキース・へリングを思い出してしまいました。
制作過程ではもう少し描き込んでいたのに、線を削って削って最後は超シンプルに完成したんですね。
礼拝堂内部制作中の
マティス様 カッコいい!❤❤
夕食はニースに戻って海岸沿いのレストランで。
もう夜の7時頃だったのでビーチの人もまばらです。
夜とは思えないですよね。 この時期、10時過ぎても暗くなりませんでした…
イギリス人の散歩道(Promenade des Anglais)をお散歩する人たち
2日目の夕食は”ニース風サラダ”とメインは”ブイヤベース”でした。
つづく