マドリード空港到着後、そのままプラド美術館に直行!
階段右側がプラド美術館の入り口。ここは記憶にないので増築された新しい入口みたいです。

美術館の前に建つ美しい教会
ヘロニモス教会
この名前からこちら入口は
「ヘロニモスの扉」と呼ばれています。
教会側から見た美術館
ここに来たのは3回目ですが、過去2回は↓こちらの正面入り口から入りました。今もここから入れるのかな?
プラド美術館には3つの入り口があり、
ゴヤの像があるのが
ゴヤの扉
正面に
ベラスケスの像があるので、こちらは
「ベラスケスの扉」(画像はWikipedia より)
プラド美術館の目玉作品のひとつが
ベラスケスの
ラス・メニーナス(宮廷の侍女たち)
現地のガイドさんも一番熱く語っていたのがこの作品でした。
超有名な作品なので今更私が解説する必要は無いのですが、
右側に立つ異常に頭が大きい女性、気になりませんか?
17世紀のスペイン宮廷では倭人(小人症)や身障者と言った異形の人たちをを使用人や道化師として雇っていました。
この絵に描かれているのは
王女マルガリータへの贈り物として傍にいた小人症の女性だそうです。(画面右側の二人)
詳しい説明をして下さったガイドさんもこの倭人についての説明は無かったので、ウンチクを語っちゃいました。
ラス・メニーナスは古くから人気があり、多くの著名画家が模写やイメージ作品を描いてます。
ゴヤのラス・メニーナスは版画で制作されています。
ピカソの作品
ピカソはこの作品をはじめ58点もの
ラス・メニーナスを描いています。
200年も昔の先人の作品によほど刺激を受けたのでしょうか。
マルガリータ王女も
ピカソが描くとPOPな感じ♪
ダリの作品
ダリが描くと
ラス・メニーナスが数字になっちゃうんですね まさにシュール…
これはちょっと違うけど
、ザ・シンプソンズの
ラス・メニーナス ^^;
ラス・メニーナス″のトリビュート作品、他にもいっぱいありますよ♪