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2009年 10月 06日
知る人ぞ知るすごい画家 アルマ・タデマ をご存知ですか? 初めて見たのがこの作品 「ヘリオガバルスの薔薇」(個人所蔵) クリックで画像は大きくなります。 ![]() 実物ではなくて、何かの本で見ただけですけど、 初めて見た時は、"この絵はいったい何なんだ~!?"って、すごいインパクトでした。 ウィキペディアには次のように紹介してあります。 「ローレンス・アルマ=タデマ(Lawrence Alma-Tadema, 1836年1月8日 - 1912年6月25日)はイギリス、ビクトリア朝時代の画家。 古代ローマ、古代ギリシア、エジプトなどの歴史をテーマにした写実的な絵を数多く残し、 ハリウッド映画の初期歴史映画などに多大な影響を与えたと言われる。」 ![]() この絵は、タイトルにあるヘリオガバルス(在位218~222年のローマ皇帝)が 宴会に招待した客をバラの花びらで窒息死させたという逸話から描かれたものだそうです。 この皇帝ヘリオガバルスってどんな人かと調べてみると、 14歳で即位、18歳で殺害されるまで、たった4年間の在位の間、 放蕩の限りを尽くし、ローマ史上最悪の皇帝と言われています。 彼のエピソードをいろいろ読むと、 招待客をバラの花びらで窒息させたって言う逸話も もしかしたら事実かも知れないと思わせるほど、常軌を逸した人物だったようです。 アルマタデマはこの作品をはじめ、 古代ローマ、ギリシャ時代の歴史をテーマに多くの作品を残していて、 どれも、その時代にタイムスリップしたかと思うほどリアルに描かれています。 ただリアルすぎて、若干、通俗的な絵のようにも感じますが… ![]() 名前に″サー(Sir)″がついてサー・ローレンス・アルマ・タデマと表記してあるものもあります。 当時ヴィクトリア女王からナイトの称号を与えられたほどの画家だったんですね。 ![]() 大理石や服のシワの質感がリアル~ まるで映画のワンシーンのようにも見えます。 私にはアルマ・タデマの芸術性は判りませんが、 この空気感を表現できる技術はすごいと思います。 ![]() 彼もラファエル前派のひとりだそうです。 甘美で退廃的な雰囲気がいかにも・・・って感じですね。 ![]() ヴィクトリア期には人気画家として一世を風靡し ロンドンの社交界でも花形のひとりだったそうですが、 晩年には「ヴィクトリア朝的な悪趣味」と云われるようになり、 次第に時代から忘れられていったそうです。 もちろん近年再評価されていて、コアなファンに支持されています。 クリックしてみて下さい。リアルさが判りますよ~ ![]() この画家が好きかどうかと言うと微妙なところですが、 とにかく「参りました!」という感じ アルマ・タデマの作品は、ロンドンのテートギャラリーで見たことがありますが、 是非、日本でも展覧会を開いて欲しい画家のひとりです。 *画像はこちらからお借りしました。 < 前のページ次のページ >
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