カテゴリ:アンドリュー・ワイエス
  • アンドリュー・ワイエス逝く
    [ 2009-02-01 22:35 ]

2009年 02月 01日
アンドリュー・ワイエス逝く
今頃ですが…

先月1月16日に、Andrew Wyethが亡くなりましたね (ノД`)・゜・。

すぐに記事を書こうと思っていたのですが、

ヴェトナムリポートの途中だったので、書きそびれていました。



ワイエス死去の記事を読んだ時、

あれ?まだ生きてたんだ!って、ちょっとびっくりしてしまいました。

うまく言えないけど、あんなに偉大な画家が、

過去の人ではなくて、つい最近までこの世にいたって事が驚きでした。



"Distant Thunder"(遠雷)
当たり前ですけど、ホントに上手ですよねぇ~ 






"Maga's Daughter"(ワイエスの奥さん)  私の好きな作品です


ワイエスはアメリカの国民的画家ですが、

アメリカ以外では、日本が一番ファンが多いそうです。

フェルメールと同じく、日本人にウケるのがわかる気がします。


"Helga"



近所の農場で働くドイツ系の女性ヘルガ

彼女をモデルにした作品だけでも246点もあるそうですよ。

ワイエスは、彼女のどこにそれほど惹かれたのでしょう。


それにしても、このリアルさ!

何度も言いますけど、本当にすごい技術ですよね。




超有名な「クリスティーナの世界」 
近所に住む娘、クリスティーナを描いた作品(ワイエスのモデルはほとんど近所の人です)

足の不自由な彼女が家に向かって這って行く姿だそうです。

とてもインパクトのある作品ですね。



↓ 学生時代、ワイエスに心酔してた頃、
こういう木の描き方を真似してました(-_-; )



↓ “WIND FROM THE SEA”
本当に窓から風が入ってくるみたい。

また言わせてください。
ほんとにため息が出るほど上手いなぁ・・・(ーー;)


画像だとよくわかりませんが、

レースのカーテンは、筆の勢いがわかるほどさらっと描かれています。



彼の絵は、超写実(スーパーリアリズム)なのに

どこか非現実的で、幻想的

リアルを超えた世界という感じです。



アメリカの原風景を描き続けたワイエスの作品は、

心和むとか癒されると言うのとはちょっと違って、

哀愁漂うと言いますか、

ひと言で言うと寂しい絵なのですが、なぜか心惹かれます。




昨年12月までBunkamuraでワイエス展が開催されていましたね。

ほとんどが習作や素描って聞いたので、今回はパスしてしまいましたが、

やっぱり行っておけばよかった・・・

今は名古屋で開催中、そのあと福島を巡回するそうなので、

お近くの方は是非見ていらしてください。


こちらのyoutubeでワイエスの作品を少し見ることができますよ。 



おまけ・・・

映画『スーパーマン』のファーストシーンだったかしら、

スーパーマンの少年時代の風景が出てきたとき、

「これって、絶対、ワイエスだぁ~!」って思いました。

「クリスティーナの世界」そのまんまの、本当に美しいシーンだったんです。

もし、DVDでも見る機会があったら確認してみてくださいね!

(クリストファー・リーヴのスーパーマンです)





by bonzok | 2009-02-01 22:35 | アンドリュー・ワイエス | Comments(2)