上野の森美術館で開催されている「レオナール・フジタ展」
会期も終わりに近づいて来たので、昨日、焦って見に行ってきました。
フジタの作品展は今までも何度か見ましたが、
今回のが一番面白かったと言うか、充実してたと思います。
年代別に4期に分けた企画も見やすかったし、
今回目玉となっている「幻の連作」も圧巻でした。
フジタのアトリエが再現されたコーナーでは
私、思わず涙が出そうになってしまいました・・・
これまであの独特の細い線は墨で描かれていると言うのが定説だったのですが、
最近の鑑定の結果、黒の油絵の具であったという驚愕の事実
・・・という一文を読んで、私も本当に驚愕してしまいました!
できれば「墨」であってほしかったな・・・(ーー;)
フジタの作品は、もちろん乳白色の人物も好きですが、
子供を描いた作品も可愛いですよ。
下の絵は、「フランスの富」と言うタイトルで、
子供たちを主人公に、48種類のいろいろな職業や名所が描かれた作品です。
残念ながら、図録ではちっちゃ過ぎてよくわかりませんが、実物は可愛かったですよ。
昨日は館内もすいていたので、
この作品も独り占めでじ~っくり見ることができました。
会期は18日までです。
興味のある方は是非ご覧になって下さいませ♪