☂ 雨の鎌倉散策 ☂ ”縁切り寺” 東慶寺


東慶寺は別名「縁切り寺」 

江戸時代、幕府公認の”縁切り寺”東慶寺は妻が寺に駆け込み3年修行をすれば離縁ができるという「縁切り寺法」が定められたそうです。
この寺法は明治初期まで600年も続いたそうですから驚きです。

夫の方が原因でも妻だけが修行をさせられるって理不尽な気がしますが、
当時縁切りを望む妻たちにとってはここが唯一の救いの場だったのでしょう。


☟石段の先に山門が見えます。
その昔、この長い石段を何人もの女性たちが駆け上ったのでしょう…

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一昨年(2015年)公開された『駆込み女と駆出し男』
井上ひさしの小説『東慶寺花だより』を原案とした映画でここ東慶寺もロケに使われたそうです。

たまたまWOWOWで見ていたのですが、笑えて泣ける人情ドラマって感じで面白かったですよ。
映画にはこの石段も登場しています。

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石段を登って境内から見た山門
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境内に入り口近くの桜と梅だけはなぜか同時に咲いていました。
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参道の右手は書院の黒塀
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梅の名所だそうですが、梅は勿論終わっているので静かな境内。
参道の先にひっそりと佇む金仏が見えます。
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お寺の境内にいるとは思えないくらい自然の風景で囲まれていました。

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さらに進むと奥深い森に入ったような感覚でした。

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東慶寺の墓苑は有名な方のお墓が多い。
日本画家 前田青邨、作家 小林秀雄など名立たる各界文化人がここに眠っています。
「海賊と呼ばれた男」出光興産創業者の出光佐三さんのお墓もここにあるそうです。

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墓苑を更に上ると歴代尼僧の墓所がありました。


☟後醍醐天皇皇女 用堂尼 の墓
岩をくりぬいた穴の中に五輪塔を設置する「やぐら」と言う方法は鎌倉から室町時代独特の墓所だそうです。

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☟東慶寺を開いた覚山尼の墓所
覚山尼北条時宗の正室で時宗の臨終に出家し、死後東慶寺を開いたそうです。

東慶寺の尼僧は由緒正しき出の女性が多かったのですね。

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尼僧墓所から見下ろした墓苑は美しい景色でした。
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右手に見えるのは本堂「泰平殿」
枝垂桜が少しだけ咲いててくれました。
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東慶寺を後にランチへ向かいます♪



by bonzok | 2017-04-03 20:47 | 鎌倉散策 2017

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