トゥールーズで訪れたオーギュスタン美術館は
14世紀初頭に建てられた修道院だった建物です。
フランス革命時廃院となり、その後18世紀末に美術館として生まれ変わったそうです。
元の名前は聖アウグスティヌス(フランス語でオーギュスタン)修道院
修道院の面影を残す回廊に並べられたガーゴイル(フランス語でガルグイユ)たち
背中部分に溝が彫られていたので雨どいとして実際に使われていたものだと分かりました。
魔除けと雨どいの役目を終えてここで余生を送っているのかしら…
建物にせり出している時は横向きなので、こうやってみんなが上向きに並ぶとコミカルですね♪
BONZO、ガーゴイルくん達と記念の一枚♪
旧教会の展示室
ルーベンスの大作がさりげなく置かれていました。
旧教会の天井
ゴシック彫刻展示室
ゴシック様式独特のリブ・ヴォールト天井が美しい。
どの作品もガランとした部屋に無造作に置かれている感じでした。
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美しいダルシー階段ホール
出典 PHOTOS DU MUSEE DES AUGUSTINS DE TOULOUSE
ダルシー階段で印象に残った彫刻
タイトルは”悪夢”
"悪魔を打ちのめす聖ミカエル"
可愛いミカエルですね♪
タイトルは分かりませんが、
他にも物語を感じる作品が数多く展示されていました
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”グラースの聖母”
小さな彫刻ですがここで一番心奪われた作品。
着色されたこの素朴な聖母子像は
15世紀に造られた作者不明の作品だそうです。私の写真がボケていたので画像は
Wikipedia Commonsからお借りしました (ーー;)
素朴な幼子イエスが可愛い♪
つづく