ホークス・ヘッドの後、西へ5km程走りコニストンと言う村を訪れました。
コニストン湖畔に佇む人口1000人程のこの小さな村は
ジョン・ラスキンが晩年を過ごした場所として有名です。
☟こう見えてここがコニストンのメインストリート。
手前に立ってるおじさんは主人です…
背後に見えるのはオールドマンと言う岩山。
木が一本も生えてないはげ山ですが、コニストンのシンボルでもあります。
小さな村ですが、ここにもホテル(B&B)が何軒もありましたが、
どの建物もかなり古そうでした。
☟これもホテル
気のせいか、コニストンはシニア率が高いような…
そんな我らもシニア仲間でした~(~_~;)
可愛いトイレ♪
もちろん入りましたよ、旅先では公衆トイレがあると助かります(*_ _)
”ラスキンミュージアム”と言うサインがありました。
ラスキンミュージアムの中に入ろうかと思いましたが、
地質学者としての資料や岩石などマニアックな展示品が多そうなのでパスしました。
ラスキンが晩年を暮らした家がコニストン湖を見下ろす高台にあり、
ブラントウッド(Brantwood John Ruskin's House)として一般公開されています。
ブラントウッドまで見ると時間がかかりそうなのでここもパス。
コニストン湖畔に沿ってずっと走って来たのに
肝心の湖の写真がなぜか一枚もありませんでした~(・・;)
コニストン湖をクルージングする蒸気船が観光客に人気で
船の発着所は結構混んでました。
画像はLake District Gemsより
ビアトリクス・ポターもジョン・ラスキンも
ロンドン生まれ二人が終の棲家に選んだのが湖水地方だったんですね。
ジョン・ラスキンは19世紀ヴィクトリア期を代表する思想家で芸術評論家、
多くの著名画家のパトロンでもあり、地質学者、哲学者と活動の範囲は多岐に渡ります。
アーツアンドクラフツ運動の提唱者としても有名ですが、
彼はまた自然保護活動にも尽力し、ナショナルトラストの創設者の一人でもあります。
日本の藤村、漱石、宮沢賢治など明治期の文豪もラスキンの信奉者だったそうですから
調べれば調べるほどラスキンの偉大さが分かります。
ジョン・ラスキンについては過去の記事(2009年)で熱く語っていますので、 ぜひご覧くださいませ。(*_ _)