ポターが半生を過ごしたニアソーリー村を後にして、
次に向かったのはホークスヘッド(Hawkshead)
ここもポターとワーズワースゆかりの村です。
☟途中、通った”エスウェイト湖”
あまりの美しさに車を止めてしばし見とれてしまいました。
湖水地方の湖の中でビアトリクス・ポターが最も愛し、
『私の湖』と呼んでいたほど美しいエスウェイト湖です。
今回見てきた湖の中で、私もこのエスウェイト湖が一番美しいと思いました。
ポターが「私の湖」とまで言った気持ちがよく分かります。
木々の緑が鏡のように湖面に映り、絵のような風景です。
ホークスヘッドに到着
中世からマーケットタウンとして栄えたそうですが、
観光客も少なくのんびりとした可愛い村でした。
Queens Head と言う古そうなINN(ホテル)
これもINN
この小さな村に宿泊する観光客も多いんですね。
白壁の小さな家々の間にくぐり抜けの通路があちこちにあります。
実はこのくぐり抜けもポターの絵本にいくつか登場してるんですよ。
『まちのねずみジョニーのおはなし』より
ワーズワースが住んでいた家があったことから名づけられた”ワーズワース通り”
壁に飾られたお花が綺麗♪
可愛いピンクの建物はビアトリクス・ポターグッズのお店でした。
☟ホークスヘッドで一番有名なのが”ビアトリクス・ポター・ギャラリー”
ポターの遺品や貴重な原画が展示されています。
ちょうど日本で大規模なピーターラビット展が開催されていて、
このギャラリーから有名な作品が大量に日本に行ってしまっていたと聞いて中には入りませんでしたが、
やはり中も見てくればよかった…と後悔してます(*_ _)
この建物はポターの夫が弁護士事務所として実際に使っていたそうです。
お昼頃からすごく暑くなってきたのでアイスを食べてしばしブレイク。
このインパクトのある牛さんのお店で♪
ワーズワースが通っていたグラマースクール(Hawkshead Grammar School)
ワーズワースが9歳から17歳までここに通っていたそうですよ。
ポツンと建っているとても小さな学校でした。
入り口に「創設1585年
ワーズワースの在籍が1779~1787年」って書いてありました。
なんと!16世紀の建物だったんですね!
この学校の先に教会が見えたので行ってみることにしました。
『地球の歩き方』にも出ていなかったこの教会は
St. Michael and All Angels Church …だそうです。
内部は正統派の教会って感じ
教会のある丘から更に上に登ってみると、そこは墓地になっていて
ホークスヘッドの街が一望できました。
ここまで来る観光客もいないのか、私たちしかいませんでしたが…
帰ってから調べてみたら、
この丘は少年時代のワーズワースお気に入りの場所だったんですって。
ロマン派詩人ワーズワースって実は名前しか知らないんですけど、
ゆかりの場所をいろいろ見て来たので、
ちょっと調べてみようかな…って思ってます。
今更だけど(~_~;)