初めて訪れたロシア、今回の旅では
18世紀ロマノフ王朝の富と権力を象徴する絢爛たる世界を十分に堪能してきました。
最初に訪れたのはサンクトペテルブルク郊外のエカテリーナ宮殿
贅を尽くしたバロック様式のこの宮殿は、
ピョートル大帝の妻”エカテリーナ1世”に因んで名づけられた夏の離宮です。
空の色と同じブルーの壁に白い円柱
窓と窓の間には無数のアトラス(彫像)が立っていました。
アトラスとは円柱や支柱として使用される男性彫像の事で、
ヨーロッパの建造物ではよく見られます。
宮殿に向かう途中、私たちが通ると☟この楽団が”さくらさくら♪”を演奏し始めました。
後ろのグループが通る時はオーソレミオ♪だったので、イタリア人だったようです。
それにしても、一瞬でどうして国籍が判るんでしょう?
私たち、中国人か韓国人の可能性もあるのに・・・
宮殿内に入る時はこんなカバーを履かなければいけません。
私はブーツの上から履いたのですごく歩きにくかった…
☟大広間「玉座の間」
こんなに広いのに天井には照明がひとつもありません。
夜はどうするんでしょう…と思いますよね?
大丈夫♪ここは夏の離宮
夏は白夜になるから夜でも暗くなる心配が無いんですって。
みんな靴カバーをズリズリしながら歩いてます^^;
部屋数は全部で55、どのお部屋ももれなく金ピカ!
陶器製のストーブ
これもヨーロッパの宮殿ではよく目にしますが、これほど大きいものは初めて見ました。
このストーブはどのお部屋にもありました。
「夏の離宮」ですが、夏でも寒い日があったのでしょう。
黄金のアンフィラード
”アンフィラード”とは続き部屋の事を言います。
金箔で装飾された扉が何処までも続いていました。
このお部屋の壁の装飾が素敵でした。
壁紙を近くで見ると全部手描きでした。
壁一面に描くの大変だったでしょうね~
つづく