とうとうドイツ最終日になりました。
ケルンで2泊したホテル Maritim Hotel Köln はライン河岸に建っていたので、
お部屋からもライン川が見えましたが、ごく普通の川って感じでした・・・
ホテルのエレベーターから入口のホールを見下ろしたところ
全貌は判らなかったけど、かなり巨大なホテルだったようです。
毎朝左に見えるテラスで朝食を頂きました。
ドイツ最後の朝食です…
バスが出発してケルンともお別れです。
ライン川を渡る時、対岸にケルン大聖堂が小さく見えました。
さよなら、ケルン…(..*)
ドイツでは壁一面に絵が描かれてるのをよく見ました。
これはかなりインパクトがありますね。
ケルンから2時間半、フランクフルト市内に入ってきました。
ここは住宅街かな…立派な家が並ぶ通りでした
帰国は夜の便だったので、最終日も目いっぱいドイツに居られて得した気分♪
フランクフルトで最初に訪れたのはシュテーデル美術館(Das Städel)
14世紀から現代まで膨大な数のヨーロッパ絵画が所蔵されているシュテーデル美術館は
フランクフルトの銀行家シュテーデルが寄贈した美術品や文献が展示された美術館。
今年3月には、「創立200周年」の記念祝典が行われたそうです。
この美術館、有名な作品が多すぎるので、ほんの一部をざっとご紹介致します。
正面に見えるのは レンブラント 『眼を潰されるサムソン』(1636)
旧約聖書の中の有名な『サムソンとデリラの物語』の一場面です。
これまで見たレンブラントの中で一番迫力のある作品でした。
ヤン・ファン・エイク『ルッカの聖母』
(ファン・エイク兄弟の弟の方)
この美術館の目玉のひとつ、ボッティチェリ『シモネッタの肖像』
シモネッタは「ヴィーナスの誕生」「プリマヴェーラ」のモデルにもなった
フィレンツェ随一と言われた美しい女性
レオナルド・ダ・ヴィンチもシモネッタの美しさに惹かれ、
23歳の若さで亡くなった彼女の亡骸をスケッチしています
ルーカス・クラナッハ
『ヴィーナス』1532
クラナッハは「生首を持つユディト」が有名な人
ヨハネス・フェルメール
「地理学者」(1699年)
この作品は何年か前に日本に来た時は人気者でしたが、
ここでは誰も見てなくて何だか寂しそう…
ヨハン・ハインリッヒ・ヴィルヘルム・ティッシュバイン
『ローマのカンパーニャにおけるゲーテ』
ゲーテが生まれたのがフランクフルト
ゲーテを崇拝する新古典派によるこの作品は日本ではあまり知られていませんが、
フランクフルトでは超有名な作品で、この美術館の目玉でもあります。
近代の有名な作品も多数展示されていました。
ルノワール
ドガ
ムンク
ピカソ
他にもたくさん写真は撮ってきましたけど、
きりが無いのでこの辺で…(..*)
シュテーデル美術館を後に、街の中心「レーマー広場」へと向かいました。