アルルは紀元前1世紀ローマ帝国時代から商業都市として栄え、
数多くの遺跡と中世に建てられたロマネスク建築の傑作が残された美しい街です。
右側に見えるのが円形闘技場 この遺跡を囲むようにぐるりとお店が並んでいました。
紀元前75年に建てられた円形闘技場はフランスで最も大きく保存状態の良さで知られています。
床が無くなっているので、2層目から階下が見下ろせました。
円形闘技場の最上層から見たアルルの街並みは中世の面影を残した素敵な街でした。
暑かったけど、てっぺんまで登ってよかった♪
これも闘技場から見た街の景色 ひなびた風情がいい感じです。
☟ こちらも紀元前1世紀に建てられた古代劇場
ほとんどが破壊された今も演劇やコンサートの会場として役目を果たしています。
「遺跡なんかつまんな~い」よね (๑ˇεˇ๑)
☟ 何でもない路地も絵になります。 壁に描かれているのは「アルルの女」
その下の象の足みたいなのは家の壁が馬車にぶつけられないように置かれた防御石。
ヨーロッパの古い街で時々見かけます。
「アルルの女」と言えば、
古代遺跡から発掘された「アルルの女像」のレプリカが市庁舎の入り口に置いてあります。
発掘された時両腕が無く、「ミロのヴィーナス」みたいだったのを、
何故か両腕を付けて修復しちゃったんですって。 ミロのヴィーナスは腕を付けられなくてよかった(ーー;)
左の黄色いお店がゴッホの
「夜のカフェテラス」で描かれたカフェ。 お隣のこのカフェも当時からあったのかな?
ゴッホの描いた
「夜のカフェテラス」(カフェ・ヴァン・ゴッホ)のある通りはやはり観光客が多い。
ゴッホもここを何度も通ったってことですね・・・
アートな雑貨屋が並んでいます。
オベリスクが立つ街の中心
レピュブリック広場(Place de la République)
オベリスクとは古代エジプト期に造られた神に捧げるモニュメントで、現存するオベリスクは世界に30本
フランスではパリ(コンコルド広場)とアルルに残っています。
オベリスクの下の噴水 水を出してるのはヘラクレスの口です。
広場にある市庁舎 フランス国旗がカッコいい♪
美しいロマネスク建築の
サン・トロフィーム教会(Cathédrale Saint-Trophime)
タンパン(半円部分)のレリーフは最後の審判
アルルにはこの教会と古代遺跡など8つの世界遺産があり、小さな街ですが見どころの多い場所です。
初めて来たアルルでしたが、歴史を感じる素敵な街でした。
いつかまたゆっくり来てみたい・・・
レピュブリック広場でツアーメイトと♪