5日目夕刻、
ナイル川に浮かぶ帆船ファルーカでミニクルーズを楽しみました。

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穏やかなナイルの水面をたくさんのファルーカが行き交っています。

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ナイル川は想像以上に青く綺麗でちょっとびっくり!
もっと濁って汚いのかと思ってた…ナイル川様ごめんなさい(*_ _)
ナイル沿いを移動しながら滞在してきましたが、アスワンを流れる川が特に綺麗に見えました。


いよいよ出航、
帆船なので風任せ、船はゆっくりと動き出しました。
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風が止んで船が漂っていると、サーフボート?に乗った男の子が二人近づいて来て、いきなり「ヤ・ムスターファ」(アラビア民謡)を歌い始めました。もちろん下手…
誰かがチップを上げるまで唄は続き、二人はまた別の船を見つけて去っていきましたが、エジプトでは観光客相手にわずかなお金を稼ぐ子供たちが大勢いて、見かけるたびに胸が痛みました…

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☟前方に見える建物はオールド・カタラクトと言うホテル。
アガサ・クリスティが小説『ナイルに死す』を執筆したホテルとして有名です。

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オールド・カタラクト
では映画のロケも行われたそうです。
映画では邦題が『ナイル殺人事件』でしたね。

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☟帆の向こうに見えるのは豪華クルーズ船”スーダン”
1885年製造のレトロな外輪蒸気船です。

この船も映画「ナイル殺人事件」に登場してるんですよ。
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スーダン号の後ろにもたくさんのクルーズ船が停泊していました。
次回エジプトに来る時はやっぱりクルーズがいいなぁ…また行くんかい?!ヾ(--;)ぉぃ

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そうそう、トルコ・イスタンブールでは「オリエント急行殺人事件」を執筆したホテルペラ・パラスに泊まりました。
クリスティの追っかけをしてるみたい(^^ゞ 


☟ファルーカの船頭さんがいきなり(と言うか予定通り…)タンバリンを叩いて民謡みたいなのを歌い始め、
最後は全員で歌って踊って大盛り上がり(~_~;) 残念ながら写真がありませんが。。。

船頭さんたちはヌビア人(アスワンからスーダンの地域に住む人種)なのでリズミカルはアフリカ民謡でした。

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☟これはまだ始まったばかり、
この後全員が強制的に踊らされることになるとは…(-_-;)





陽気なガイドと船頭さんたちと♪
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ファルーカ・クルーズを終え、ナイル川を眺めながらホテルに戻りました。
この後の予定はディナーのみ。

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この日の夕焼けは本当に綺麗だったなぁ…
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                         つづく




# by bonzok | 2017-03-26 21:42 | 古代エジプトの旅 2017 | Comments(0)

切りかけのオベリスク

イシス神殿の後向かったのは”切りかけのオベリスク”のある古代の石切り場

ビジュアル的にはアスワンハイダムに次ぐ地味~な場所でしたが、
神殿やオベリスクを作る石はここで切り出していたのか…と遥か古代ををしばし妄想していました。


歩いて登るのが結構きつい花崗岩の岩山でしたが
80代のツア友の皆様元気に登っていらして60代の私の方が負けそうでした…(*_ _)
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下を見下ろすと、私たちのバスが小さく見えました。
こんなに登って来たんだ~
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☟これが切りかけのオベリスク

3面は切り取られていますが、1面は岩盤と繋がったまま。
こんな風に切り出してたんですね。

途中でヒビが入ったため放棄されてしまいましたが、完成していたら
長さ42m、重さ1168トン!の史上最大のオベリスクになっていたそうです。
現存する世界最大のオベリスクは332トンですから、これがいかに巨大かが分かります。
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オベリスク
と言うのは古代エジプトの太陽信仰のご神体
太陽神ラーの偉大さと共にファラオの威厳を示すモニュメントとして多くの神殿に建てられました。

現在世界に残っている古代オベリスクは30本
多くは戦利品として略奪されてしまったため、エジプトに残っているのはたったの7本だそうです。

パリ、コンコルド広場のオベリスクはルクソール神殿から運ばれたんですって。
それにしてもあんな巨大な物、どうやって運んだんでしょう?


この日のランチはBasma Hotelと言うホテルのレストランで

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メインはお魚だったかな?
これにいつものようにアエーシ(パン)とペーストが何種類かありました。
ここの食事はほとんど覚えてない…可もなく不可もなくだったのでしょう。

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お食事はともかく、ここはナイル川ビューの見晴らしがいいレストランでした。

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☟こちらは前日の夕食です。
アスワンでの夕食は2日ともホテルで頂きました。

メインはビーフ、この野菜スープはどこも大体同じ

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毎回出てくるペーストも大体同じバリエーション。
パンに付けてもいいしサラダにかけても美味しかったですよ。

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エジプトでは生野菜のサラダが結構出てきました。
行く前は”エジプト下痢”が心配で「生野菜は絶対食べないゾ!」ってつもりでしたが、
毎日ガッツリ食べても全然大丈夫でした~(^^ゞ






# by bonzok | 2017-03-22 20:01 | 古代エジプトの旅 2017 | Comments(0)

イシス神殿はプトレマイオス王朝から古代ローマ時代に建てられ、
550年後ローマ皇帝の命で閉鎖されるまで古代エジプトの信仰が生き続けた最後の神殿でした。

エジプト文明末期のプトレマイオス王朝(紀元前305年頃)は
アブシンベル神殿を建てたラムセス2世の時代より1000年近く後の王朝です。

時代が違うので当たり前ですが、ラムセス2世の時代よりはるかにリアルに表現されて繊細で美しいレリーフの数々に目を奪われました。


移築のため解体された時の切断面が何とも痛々しい…

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ヒエログリフも美しく鮮明に残されていました。

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☟羽を広げているのがイシス神、イシスが羽で包み込んでいるのが夫のオシリス神
左が貢物を差し出すファラオ


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イシス神が息子ホルスに授乳をしているシーン
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イシス神と息子ホルスの母子像は他にもいくつか描かれていましたが、
何となくイエス・キリストとマリアの聖母子像を連想しました。
古代エジプト人にとってイシス女神はキリスト教の聖母マリアのような存在だったのかもしれません…



どれがどの神だったか忘れましたが、とにかく美しいしカッコいい!
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胸の膨らみやおへそまでリアル
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↑のレリーフはこの部屋にありました

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神殿内部は観光客で満員!写真を撮るのも一苦労です…

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神殿の中も外も美しいレリーフで覆われています。

☟この柱は移築の時輪切りにされちゃったんですね・・・

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レリーフの一部は無残にも削り取られていますが、
これはキリスト教の一派コプト教徒がここに入り込んだため異教であるイシス神殿のレリーフを剝がしてしまったそうです。

コプト教徒と言えば、一昨年(2015年)イスラム過激派(IS)がエジプトのコプト教徒20人を殺害した残虐な動画を公開した衝撃的なニュースがありました。
宗教の争いって古代エジプトの時代から何千年経っても続いているのですね…


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内部も外壁もあちこちに削り取られたレリーフがありました。
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コプト教徒が刻んで行ったクロス(十字)があちこちに残っています。

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わずかに残された壁の上の方にクレオパトラのレリーフがあります。

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紀元前50年頃、クレオパトラもフィラエ島を訪れているそうですよ。
トルコのエフェス遺跡の時も同じことを思ったけど、クレオパトラがこの辺りを歩いていたのかと想像するとちょっと感動(~_~;)

上半身だけが残るクレオパトラのレリーフ

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☟左に見えるのはトラヤヌス帝のキオスク

キオスクと言っても売店じゃなくて”小さな建物”と言う意味です(^-^;
後ろにちらっとナイル川が見えます。

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このキオスクはイシス神の憩いの場なんですって。

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キオスクの向こう側に行くとナイル川が見渡せます。

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舌を出したユーモラスな神”ベス神”
フィラエ島のレリーフで一番インパクトがありました(^^;

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フィラエ島の売店で。
デザインがイマイチなマグネットたち

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この手のバッグもよく見かけたなぁ

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イシス神殿の前で(ё_ё)

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帰りの船からトラヤヌスのキオスクが見えました。
サヨナラ、フィラエ島~またいつか♪

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帰りの船でまたしてもお土産攻撃が始まった~!
みんな無視してたけど、人のよさそうな最高齢のご夫婦が標的にされて
結局ネックレスを買わされてたみたい。
お孫さん、付けてくれたかなぁ…

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つづく


                                               






# by bonzok | 2017-03-18 23:09 | 古代エジプトの旅 2017 | Comments(0)

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